このたび、津川廣行先生のご退任と新著『ジイド、進化論、複雑系』(駿河台出版社、2016年)の出版を記念し、書評会を開催します。

日時:2017年3月26日(日)14ー17時
会場:大阪市立大学法学部棟11階 711C室

「晩年のジイド──私はこれが最高のジイドだと言いたい」

本書は「複雑系という視点が、これまでのジイド研究になかった」という「確信」(あとがきより)に基づく、現時点での津川先生のご研究の結実です。本書の内容について、みなさまとともに批評、議論をいたします。書評はそれぞれの評者につき約10分、そしてその書評にかんして、津川先生からご意見やご感想、あるいはご反論をいただくことに約5分を予定しております。評者のあいだでは、役割分担などの打ち合わせは一切しておりません。みなさまからどのような批評が出てくるのかは当日のお楽しみです。前回の、『象徴主義以後──ジイド、ヴァレリー、プルースト──』(駿河台出版社、2006年)の書評会にもまして、賑やかで、充実した会になるのではと思います。
時間に余裕があれば、フロアのみなさまからの書評・コメントもぜひお聞きしたいです。
本書は、「複雑系について何も知らないと見なされた読者に向かって、一から書き起こす丁寧さと、多弁さと、雄弁さと執拗さをもって、ゆっくりと展開されていかなければならない。さらに、知識のうえで「白紙」であるこの読者は、さらには、ジイドと複雑系の関係について懐疑的であるものとして想定」(序文より)されています。著者である津川先生の人柄が伝わる懇切丁寧な解説がなされていますが、それでも今なお「懐疑的」である会員のみなさまのご来場も歓迎いたします。質問はもちろん、感想を著者本人に投げかける絶好の機会です。津川先生から、補足説明をお聞きすることができる貴重な機会でもあります。
なにぶん、司会者を含めて7名で書評いたしますので、フロアのみなさまと質疑応答を行う十分な時間の確保が難しいかもしれません。その場合はなにとぞご容赦いただき、終了後の懇親会にて、ご意見やご感想などを津川先生に直接おっしゃっていただければ幸いです。懇親会は天王寺駅近辺での開催を予定しております。そちらの方にもみなさま奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

司会・コーディネーター 藤本智成

 


Cet article a été publié le 月曜日 13 3月 2017 à 21:06 et est classé dans イヴェント, 研究会・勉強会. Vous pouvez suivre les commentaires sur cet article en vous abonnant au flux RSS 2.0 des commentaires. Les commentaires et les pings sont actuellement fermés.

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